STEP 4 · あるべき姿を描く
課題が解けた後の業務を描き、顧客と合意する
解くべき課題が決まったら、それが解けた後の業務(TOBE)を描きます。そして、その絵を顧客と一緒に見て合意するための打ち合わせ資料を作ります。
このステップのゴール
- ASIS業務フローと対比できる形で、TOBE業務フローを描ける
- システムでやること・人がやること・やめることを分けて示せる
- 打ち合わせの前に、決めたいこと(論点)と結論の案を1枚にまとめられる
なぜこのステップが必要か
顧客は、新しい業務を言葉だけでは想像できません。絵があると「この作業は誰がやるの?」といった具体的な反応が返ってきます。打ち合わせを「説明の場」ではなく「論点を決める場」にできるかどうかで、プロジェクトの進み方が大きく変わります。
学ぶ講座
どの講座も、FDEガイドで無料で読めます。スライド・演習・テストは受講サイトにあります。
TOBE業務フロー設計課題が解消された未来の業務を、ASISとの差が分かる形で描くFDEガイドで読む →ミーティング資料作成OPQ・ピラミッド構造・文章化で、論点が出る打ち合わせを設計するFDEガイドで読む →発想力TOBEを描くときに詰まったら使う、発想の型FDEガイドで読む →
手を動かす練習
- ステップ1のASIS業務フローを元に、課題が解けた後のTOBE業務フローを描き、変わった箇所に印をつける
- TOBEを顧客に見せる想定で、「今日決めたいこと」を3つまでに絞った打ち合わせ資料を作る
- 資料の結論を、最初の1文で言えるか声に出して確かめる
このステップで作るもの
TOBE業務フロー+打ち合わせ資料
ASISとの差が分かるTOBE業務フローと、それを顧客と合意するための資料(論点・結論の案・判断材料)。
できたかの確認リスト
- TOBEで、人の作業が本当に減っている(作業がシステムに移っただけで、確認作業が増えていない)
- 例外のケース(急ぎ・取消・返品など)がTOBEでも扱えている
- 資料の冒頭で、何を決めたいのかが分かる
つまずきやすいところ
システムの機能一覧を描いてしまう
TOBEは機能の絵ではなく業務の絵です。誰がいつ何をするかで描きます。
資料に全部載せる
情報を全部並べると、論点がぼやけます。決めたいことに必要な材料だけに絞ります。
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